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理事長挨拶

ご挨拶

弁護士知財ネット理事長 末吉 亙(第二東京弁護士会)
我々弁護士知財ネットは、日本弁護士会連合会(日弁連)の知財分野における諸活動の成果のひとつとして創設されました。知的財産高等裁判所が創設された、2005(平成17)年4月のことです。今日まで、さまざまな活動を続けており、2020(令和2)年には創立15周年を迎えました。

我々の目的は、知財関連事件の適切かつ迅速な処理及び紛争の解決に必要な体制の構築・整備に寄与するため、全国各地において知財関連の業務に対応できる弁護士のネットワークを作り、必要な情報の提供等の業務における協力支援体制、及び、皆様が弁護士に容易にアクセスできる体制を構築し、これらによって、知財関連分野における地域密着型の司法サービスの充実と拡大を目指すことです。

我々の主たる事業は、①研修会、協議会、講演会、セミナー、シンポジウムその他の会合の開催、②知財関連業務に関する地域レベル及び全国レベルでの弁護士間の継続的な情報交換及びその基盤の整備、③図書等の刊行その他論文及び見解等の表明、④知財に関する研修・協議会等についての日弁連及び各地方単位弁護士会等との連携等、⑤地域の商工会議所等諸機関、地方公共団体、大学等に対する窓口創設等弁護士アクセスの改善を図るための活動、⑥知財事件の適切かつ迅速な処理及び紛争の解決に必要な体制の構築・整備などです。

最近の主な活動は、①全国規模での知財法律相談への対応、②全都道府県における知財総合支援窓口の相談担当弁護士の推薦、③経産省主催の営業秘密官民フォーラムへの参加・協力、④国際知財司法シンポジウム(JSIP)の共催、⑤北海道、東北、関東甲信越、中部、近畿、四国、中国及び九州沖縄の各地域会の活動、⑥ジャパンコンテンツチームの活動、⑦農水法務支援チームの活動、⑧勉強会等の内部啓発活動などです。

皆様によるご活用、我々は大歓迎です。是非、このウェブサイトもご利用下さい。

2021年12月吉日

弁護士知財ネット・理事長 末吉 亙